CSS Nite in Nagoya, Vol.4に参加しました。

- 2008年6月17日 19:48
- 勉強会&セミナー
はじめまして。アイビーネットの山田と申します。
6月9日月曜日に、ルーセントタワーで開催されたCSS Nite in Nagoya, Vol.4(MT4LP5 名古屋版)に参加しました。
こちらは4月5日に東京で行われたMT4LP5の名古屋版で、基本的に再演(黒野さんのセッションを除き、若干短縮版)です。セッションは『Movable Typeプロフェッショナル・スタイル』という連動書籍に沿った内容でした。
- 【セッション内容】
- Movable Typeテンプレートの基本
- 小中規模コーポレートサイト構築における実用的Tips
- Movable Type 4.2の新機能とその活用
- プラグイン開発と応用
- MTの設置・運用に関するTIPS
- 管理画面のカスタマイズ
その他今回の名古屋版では、ベータ版が発表されたばかりのMovable Type 4.2を取り上げていただくなどおいしいところが満載でした。
小中規模コーポレートサイト構築における実用的Tips
書籍で予習をしていたのですが、自分にとって1番必要性を感じていたのがこのセッションです。普段Dreamweaverを使ったサイト構築で当然のようにやっていることを、MTでどうすれば実現できるのか。まだほとんどMTに触っていない私にとっては1から勉強しなければいけなかったことがまとまっている内容で、今後MTを制作する際に参照することが多いだろうなと思います。お題は以下の5つです。
- カテゴリの増減に対応したローカルナビゲーション
- いま見ているページと同じカテゴリに属するページの一覧を、ローカルナビゲーションに表示
- カテゴリごとにタイトルの背景画像を変える
- カテゴリごとに段組みを変える
- n件ごとに特定のソースを出力させる
折りたたみ式ナビゲーションを構築する
ナビゲーションを制作する際に、すべてのメニューを表示せず必要な部分だけ展開し、今見ているカテゴリー以外のメニューは非表示にすることはよくあるケースです。

Dreamweaverで静的に制作する場合、私であればオプション領域の機能を使って各ページごとに表示・非表示を制御します。これをMTで実現するための方法が、1と2にあたります。
CSSシグネチャを実装する
例えばページごとに見出しの色を変えたりレイアウトを変えたりする場合に、bodyにid属性を付けてcssでスタイルを変える方法がCSSシグネチャです。お題の3、4ではこのCSSシグネチャの実装方法と、それを使ったスタイルの変更例を見せていただきました。
ちなみに、Dreamweaverでは「属性を編集可能にする」でbodyのid属性やclass属性を編集できるようになります。
特定の条件のときに、特定のソースを出力させる
その他、書籍で気になっていたトピックスに「特定の条件のときに、特定のソースを出力させる」というものがあります。具体的に言えば、企業サイトの最新情報で「New」や「イベント」、「講演会」といったカテゴリや状況を表すアイコンを付けたりできるのです。
弊社で制作したサイトの中にも最新情報にアイコンをつけたものがありますが、視覚的にも見やすくなるため、お知らせ更新システム等をMTで構築する際には押さえておきたいところです。
今回のセッション内での解説は無かったのですが、宿題という形でたくさんの人のやり方を見られる場が設けられています。
http://cremadesign.jp/blog/mt4lp5_movable_type/post_6.html
投稿の中には、「(アイコンを)一定時間のみ表示させる」方法のヒントもあったりしてとても勉強になりますので、「MT勉強中」という方はぜひともご参考に。
Movable Type 4.2の新機能とその活用
MT4LP5 名古屋版に参加して1番おいしかったのがこちらのセッションです。ベータ版が発表されたばかりのMT 4.2の新機能が取り上げられました。書籍にも載っていない情報なので、大変貴重な内容でした。自分にとって注目すべき点は
- パフォーマンスの向上
- テンプレートプレビュー機能
- テンプレート一覧画面の再設計
こちらの3点です。速さの理由は構築時に「キャッシュ」を利用しているところで、全体を一括で指定することも、モジュールごとに必要なものだけ選んで設定することもできるようです。その際には「最近の記事」を表示させている場合は不具合が出る確率が高いので、注意が必要です。
また、検索機能にperlではなくSQLを利用したことで格段に検索のスピードが速くなったとのことです。
管理画面のカスタマイズ
MT4.1ではカスタムフィールド機能が新たに追加され、エントリーの項目に自由度が増えました。今回お話しいただいたのはカスタムフィールド機能だけでなく、MT本体のデータを修正することでユーザにとって不必要な項目の削除・非表示・グレーアウト等ができるというものです。
デフォルトの状態では、デザインテンプレートなど構築者側にとってはあまり触られると困るものがたくさんあります。お客様にとっても、使わない項目など始めから見えていない方が使いやすいのです。
「バージョンアップで管理画面のインターフェイスが変更された時どうよ」というお話も出ているようですが、ユーザに合った管理画面を提供することが、お客様にも構築者側にとっても良いのではと思います。
参考:Movable Type管理画面の「壊れにくい」カスタマイズのために。
欲を言えば、もう1つ聴きたかったこと
今回のセミナーはMTの設置・構築に関するセッションで構成されていましたが、個人的には構築後の『運用』(サーバやMT本体の運用でなく、エントリーの作成から公開までのワークフローやデータのバックアップ等)に関する部分も聴きたかったなと思います。書籍でいうと「MT4を使ったビジネスサイト」の「3 運用プロセスをデザインしよう」にあたるところです。
実際にライターから公開責任者と、きっちり担当分けされているケースは少ないと思いますが(「担当者は私1人でございます。」がほとんどかもしれません)、どんな担当の人間が使うかを考慮しなければ、野田さんのセッションで解説された『ユーザインターフェースを考えたCMSの構築』はできませんから。どこかで機会があれば、MTの『運用』に関するお話を聴きたいですね。
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